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ウロボロス漫画第17巻~後半~ あらすじと感想(ネタバレ有り) [コミック]

◆ウロボロス第17巻~後半~


那智の車で手を縛られたまま奥多摩の長仁田旅館へ向かいます。


那智との会話の中で、自分が父親である日比野監察官のことを何一つとして
知らなかったことに気が付いた美月。

父親のことを全然知らない

新宿署に来てイクオだけをスカウトするなんて?

裏カジノ船へイクオだけを潜入させたのは殉職を目的に?

父さんの行動は不可解な点が多すぎる......


美月の心の中には、自分の父親への疑いの気持ちが大きくなってきています。



那智には妹がいました。

父のいない二人が母親から捨てられたのは那智が4歳、妹が1歳の時でした。

施設を転々としてたどり着いたのがまほろばの家なんです。

まほろばは二人にとって今までの施設とは違って結子先生は本当の家族の
ように接してくれた....


母親に捨てられた那智と妹はまほろばに来て次第に明るさを取り戻して行きます。




そしてある日、那智と妹はまほろばから別の施設に移ることになり、先に妹が
連れていかれ、その一か月後に那智もまほろばを離れます。


ところが、向かえに着た運転手の不注意で、車は事故に会い、那智は入院。
退院してまほろばを訪ねたときにはまほろばは無くなっていて、それっきり那智は
妹と生き別れてしまったんだそうです。



奥多摩に向けて山道を走っている那智の車に、後ろから近づいてくる車が一台。

乗っているのはあの赤鼻!

赤鼻の車は那智の車に体当たりして、崖から落とそうとしてきます。



美月は、後ろ手に縛られたまま携帯を操作し、日比野監察官に車内の状況が伝わる
ように電話をかけます。


携帯から聞こえてくるのは何かにぶつかっている音。

それを聞いた日比野監察官とイクオと小夏は先を急ぐことに。


日比野監察官の娘が人質になっているというこんな状況下でもその冷静沈着な態度に
疑問を抱くイクオです。

この人が金時計の男??




一方、公安の車に崖から突き落とされた那智と美月は、怪我しながらも洞窟の中に
隠れることに。

美月はずうっと父親のことを考えていました。

かまってくれない父親にかまってもらうために警察に入った美月でしたが、
反対に警察をやめるように言い渡されます。

美月が警察に来られるとまずいことでもあるのかと問い詰める美月に日比野監察官は
平手打ち。

この瞬間から美月は親子の縁を切ったそうです。


今、その父親がもしかしてまほろばの家を作った張本人なのか?

そしてイクオが復讐しようしているのは日比野監察官。

自分の愛する者が自分の父親の殺害を計画している,,,,

那智の懐に泣き崩れる美月とそれを開放する那智。なんか誘拐じゃなくなっています。




公安の赤鼻は二人の部下をつれていましたが、口封じの為に二人を射殺してしまいます。


何の躊躇もなく自分の部下をも葬り去る赤鼻の「死人に口なし」という行動。

もうこれって単なる犯罪者ですよね。




ガードレールが壊れ、車のタイヤ痕ががけ下に向かって落ちた現場に遭遇。

さっきの美月からの携帯で聞こえていたぶつかりあう音の正体は、このガードレールを
突き破って落ちた車の音ではないのか?


イクオに崖下の捜索に行かせ、日比野監察官は小夏と先に長仁田旅館へ向かうことに。

そしてその前にイクオは日比野監察官にまほろばの事件のことを問い詰める。




場面は変わって、イクオの病室。

イクオがこれまで解決してきた事件で世話になった人たちが続々とお見舞いに来ています。

イクオはどんだけ赤の他人から慕われている存在なんでしょう。




◆◆第17巻~後半~を読んでの感想◆◆


いよいよクライマックスに向かって急展開してきましたね。

まほろばの謎も徐々に解明されてきましたし、美月も当事者として事件に深く首を
突っ込んで来ています。


果たして金時計の正体は誰なんでしょう。

自分の恋人を選ぶのか?それとも家族で有る父親を助けるのか?
美月にとって大変苦しい場面が訪れようとしています。


もう目が離せません。





以上、ウロボロス第17巻~後半~ あらすじと感想を終わります。



つづく、第18巻~前半~ あらすじと感想はこちらから。


◆◆目次ページはこちらです!!◆◆



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